私はセラピストとして、様々な女性を見て来ました。
サロンにくる綺麗になりたいお客様、そこに一緒に働くスタッフや業者の人。勤め時代のサロンオーナー。
仕事も環境も多種多様な方々と接する事ができました。そしてお客様に対しては施術の前後にはカウンセリングを行うので、その都度状況をお伺いしたり、たわいもない会話でコミュニケーションをとったり・・・
その回数を重ねている間に、そしてお客様からだけではなく、人生の色々な経験も踏まえて、美しい女性もしくはこれからどんどん美しくなられる女性の特徴を私なりにお伝えしようと思います。
私の思う美しい女性とは
美しい女性と一言で言っても、色々な見方があると思いますが、やはり外見だけじゃなく内面も磨こうとしている女性、そしてその逆で内面だけじゃなく外見もある程度気を使う女性、が美しさを醸し出すと思います。
外見ばかり磨こうとして思いやりのない女性が美しくないのは言わずもがなですが、内面はよくても身だしなみを気にしないとか、極端に場違いなおしゃれをしているなど、センスの部分も美しさの中には含まれるかもしれません。
顔が整っていなくても、服装は質素なんだけれども美しい女性はたくさんいます。実年齢は若くないんだけれど、とても若々しく見えたり、若い人たちから人気があったりする女性もいます。
本当に美しさは様々です。
美しい、もしくはどんどん美しくなれる素敵な女性の特徴
動きがテキパキしている女性
ゆったりおっとりして見えても、歩くときはさっと歩き動きがテキパキしている女性が日常もスムーズに行っている方が多い様に思います。動きはさっと軽やかに、でもお茶を飲んだり、相手に何かを渡すときなどは丁寧に優しいゆったりとした仕草のメリハリが有る。
いつも必要以上にゆっくりのっそりしている方は、体の特徴的にも少しおおらかな方が多いのですが、暇な人に見えたり重いイメージに見えます。いつも時間が有る故に肝心なところでモタモタして人を待たせたり、大事なところで焦っている印象が多いです。
逆に、いつもブラッシュアップして魅力的な女性は割と適材適所でテキパキしていて軽やかで、必要のない所ではおっとりとした余裕の有る動きをしている女性が多い様に思います。
それは日々の活動や意識が体の動きとして出てくるのではないでしょうか。
私もその動きのメリハリを意識して活動する様にしています。
割と早起きな女性
お仕事の関係で夜勤のある女性も多くいらっしゃいますのでその方達は例外ですが、別の記事でも書きましたが、素敵な女性は朝をダラダラ過ごしません。
朝に一日の全てが決まるといっても過言ではないので、その朝を大事にできるか、それともいつまでもパジャマでダラダラ過ごすかが、美しい女性の分かれ目の様に思います。
明るく陽気な雰囲気が流れている女性
明るく陽気な雰囲気が流れている女性は、実年齢に関係なくとても若々しく見えますし、周りにいる人たちも明るく楽しい気分になります。
たくさん明るく楽しいことをおしゃべりしたりする女性ももちろんそうですが、大人しくご自分からはあまりお話されないような女性にも当てはまる事があります。
醸し出す雰囲気もそうですが、例えばカウンセリング中にちょっとペンが転げたタイミングだけでも笑いあえるとか、ふとした瞬間にその方がもつ陽気な余裕みたいな物が出て来ます。
良い意味でチャラく見える方もいれば、真面目に見える方もいれば、外見は様々ですが、明るく陽気な雰囲気をもつ女性は周りから人気がある方も多いですね。
私もそういう方を見ると、真似したいという気分になります。
人のせいにしない女性
何事も人のせいにしない女性は真の余裕を感じます。人がこう言ったからとか、私はこう言ったのにこうしたのに、とかそういう言葉を必要以上に聞く事があまり無いように思います。
例えばちょっとした行き違いなどがあった時、自分が悪くなくても会話の最後に「私の言い方が伝わりにくかったですね〜」などの思いやりの言葉がぽろっと出て来たり、私が引き寄せたタイミングなのだから私の責任というような、全てを自分の事としてとらえている女性には強さを感じます。
何かを頑張っている女性
『がんばる』という言葉はもう時代には合わないのかもしれませんが、何かに一生懸命に取り組んでいる女性は、例え外見が優れていなくても輝いて見えます。
良いお年で独身だけれどもバリバリと仕事を楽しんでいらっしゃる方、専業主婦だけれど育児に色々工夫をされて毎日奮闘されている方、ご年配でも新たな何かに挑戦されている方・・・
燃えている、という言葉があってるのでしょうか。何かに取り組む姿勢がとても良いエネルギーを放っています。
コミュニケーション能力はなくとも、思いやりが見える女性
コミュニケーション能力に関わらず、ふとした時に思いやりが見える女性は美しいですね。
コミュニケーション能力にたけていて、いつも周りの人に思いやりや愛情をそつなく示せる人は、言うことはないですし、きっと周りからの人気も絶大でしょう。
でも、なかなか話下手だったり、あまりオープンに感情を示すことができない人だけれど思いやりや、熱い情熱を密かに持っている方こそ、そう言う方が見せる優しさは心に響くものですね。
毎日の美意識が爪や髪やお肌といった体の末端に現れる様に、心の奥の思いは行動の末端に現れるので、きっとわかってくれる人がいます。
私はどちらかと言うと、感情をそのまま伝えるタイプなので、コミュニケーション能力が有る人に見られがちで(本人からしたら全然そんなことはないし、そのことで失敗もたくさんして来ました)、大人しい友人に羨ましがられることがありましたが、私からすると、そういった普段静かで大人しい方こそ内側に秘めているものが現れた時の魅力が素敵に輝き、隠れたファンができるのだと思います。
セラピストから見たちょっと女性としてNGなお客様
以前勤めていたエステサロンに、こんな方がいました。私の担当するお客さまではなかったのですが(私の担当するお客さまは本当に素敵な方が多く、あまりそういうお客様に当たったことがなかったのでびっくりしたのですが)、担当のスタッフのサポートとしてお部屋に入って一緒に施術を何度かしました。その度に、人の悪口や、他のスタッフの情報を聞き出そうとしたり、ちょっと思い通りの施術じゃないと、体を痛めたとクレームを言ってくると言う様なお客様でした。一つ一つは、誰にでも有る様な些細な内容ですが、毎回毎回ネガティブな話に付き合わせられているスタッフがとてもきつそうだったのを覚えています。
愚痴の一つや二つ、私たちセラピストは吐き出して欲しいとは思っているのですが、疲れをとったり綺麗にしてくれるセラピストまで疲れさせてしまうネガティブさの度合いや頻度に心配をしていました。
きっとその方も心が疲れ切っているのだろうなとは思いましたが、さあここで疲れを癒して心を切り替えようとか、スタッフに対して感謝のない方はいくら施術をしても意味がない様に思います。
番外編・・・こんなお客様もいた!
かと思うとこんなお客様もいました。
施術が終わり、エステルームでのお着替え後、一寸違わずタオルや、ベッドシーツを綺麗に畳んで重ねていらっしゃるお客様がいました。
お着替え後ラウンジでお茶を飲んでアフターカウンセリングの後にお客様をお見送りするので、エステルームでの片付けはいつもお客様が帰られたあと。
ですので、綺麗に整い直したエステルームに気づくのもお客様が帰られたあと。
タオル類はほぼ、洗濯に回るので、そんなに綺麗に畳んでいただかなくても良いのですが、綺麗に整ったお部屋に入って悪い気のするスタッフはいません。
そのお客様のセラピストやお部屋や施術に対する感謝が伝わってくる様な気がしていつもとても気持ちがよかったです。
そのかたは、あまり多くおしゃべりする方ではなかったですが、いつもニコニコ少しひょうきんな方で素敵な方でした。
私よりも少し若い方でしたが、こう言う女性になりたいなあと尊敬していました。
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